知床から箱庭の島へ

札幌赴任中、知床の山々の高みにたたずみ、根室から色丹島へ渡り、風を感じてゆく物語


日程

2003年6月24日~7月3日

高体連北海道支部登山大会

外務省/北海道/北方領土問題対策協会

 


Impressions

はじめに

 ぼくは、高校生の頃から山登りやヒッチハイクをしながら、知床や根室から望める「北方領土」に憧れてきました。
日本固有の領土と云いつつ、外交の問題上、一般に往き来ができない地域です。
山を始めてからは、一つの島、国後島にある爺々岳(チャチャダケ 1,822m)へ登りたいという夢も抱えてきました。

 この北海道の自然のたたずまいを想えば、そこには往年、少なくとも北海道の30~40年前の自然に、原生花園が広がり、さわやかな風が吹いていると想うのです。

 そして、大戦後、その島たちを故郷として焦がれ、返還を願っている人たちが、同じ北海道にもたくさんいる現実、今のロシアの人たちの生活や暮らしの匂いといったものを、北海道民の一人として、少しでも体感したいのです。

 今回、ちょうどインターハイ登山競技全道大会の役員として知床を訪れ、そのまま色丹島へ渡航できる旅となります。まさに、初夏の季節に知床の自然を感じた直後に、地理生態的にもつながる島の自然を観ることができるのですね。

今回のチャンスを与えていただいた関係者のみなさん、職場のみなさんに感謝いたします。

 

(移転の作業途中)

(2003年7月9日記)