旧国鉄田川線鉄道関連遺産群

このような文化財指定の名前はありませんが、旧国鉄田川線、現在の平成筑豊鉄道(行橋 - 田川伊田 26.3km)路線には顕著な鉄道遺産がありますので、ご紹介します。
鉄道は、行橋 - 伊田(現在の田川伊田)間の全線が1895年に開業したのが始まりです。
崎山 - 源じいの森間には九州最古の鉄道トンネル「第二石坂トンネル」があり、赤 - 内田間には煉瓦と石で造られた三連アーチ橋の内田三連橋梁(1999年国登録有形文化財)があります。


Location

見頃:通年

・トンネル手前の橋梁付近は危険

・三連橋梁付近には駐車場及びトイレなし

・水の良き地、みやこ町には農産物直売所や酒蔵があります。また、赤村には源じいの森に温泉もあります。

ほたる鑑賞にも、とても良い地です。


Impressions

地元の人たちは、三暗渠(みつあんきょ)と呼びます。

複線化への拡大を進められるように、レンガなど壁面は凸凹のままになっています。
当時、すでに北海道空知地方の一大炭坑地では、鉄道化も進んでおり(日本で三番目の鉄道が北海道の手宮線)、九州と北海道での炭坑地は日本の産業革命のエネルギーを支え、傾斜配分方式の経済成長の時代をも支え、とても興味深い共通点を感じます。